通常の時間では授業時間内で理解が不十分だったり、宿題をしてこない子どもたちへのフォローが必要だと考え、

令和7年度からは水曜日を 塾の宿題や自主学習をできるように塾場を無料開放(  ナレッジタウン )を設けました。

さらにナレッジタウンでは、英語学習もできるようネイティブの先生をお招きしました。

ネイティブの先生に英語を学ぼう!(@水曜日のナレッジタウン)

翻訳家のジョエル先生
翻訳家のジョエル先生

英語教育は今、大きく変わっています。

全世界がインターネットでつながっている現代では、研究やビジネスの分野において(世界共通語である)英語で書かれた最新のニュースや研究発表を即座に読み、理解する能力が求められます。

現代の英語教育では、私たち親世代が学んだような「英語の知識」そのものではなく、「英語を自在に使いこなす能力」の育成に重心が置かれており、大学入学共通テスト「英語」科目では英文をそのまま読んで内容を理解する試験(リーディングテスト:100点)と英会話の内容をそのまま聞き取り理解する試験(リスニングテスト:100点)とがそれぞれ実施されています。

特にリスニング能力・スピーキング能力の育成には、生きた英語で会話を交わした経験の積み重ねがカギとなります。

そこで水曜日のナレッジタウンに、ネイティブのアメリカ人翻訳家として活躍されている、Joel先生をお招きすることにしました。

英語を学習しているとき(わたしもそうでしたが)「あれ?この表現でもよさそうなのにダメなのかな?」「この単語とこの単語の意味は同じ日本語だけど、何かニュアンスがちがうのかな?」と思うことがあります。そんなときにネイティブで翻訳家として活躍されているジョエルさんにそのニュアンスを教わることができます。これは英語学習にとって大きなアドバンテージだと思います。

また、価値観が多様化し激動する社会を迎える中、世界的な視野を持ち困難に立ち向かう力である「レジリエンス」を子どもたちには備えてあげなければなりません。そのためにも、自分と異なる考え方・文化を持つ大人と交流することが重要です。夢や希望を語るためには、まずは世界を知り、自ら困難に立ち向かう力を身につけることが必要です。多くの知識と広い視野を持つことで、レジリエンスも高まります。このナレッジタウンが、子どもたちに世界を知る貴重な機会となることを願っています。