「生きる力」へと変えていく——知識に色をつけるということ
「知識を単なる知識にとどめず、本当に人生の役に立つ『生きる力』へと変えていく」
なぜ、私たちは「知性」という測り知れないものを、点数という貧弱な尺度だけで測ろうとするのでしょうか。
現代において、情報の検索は数秒で完了します。その中で、公式を丸暗記し、解法というパターンを脳内に複製するだけの作業に、どれほどの価値が残されているのか。私たちは一度、立ち止まって考える必要があります。
物理学において、物体の運動を決定づけるのは「現在の位置」ではなく「加速度(ベクトル)」です。学習も全く同じことが言えます。
現在の成績がどれほど低くても、それは単なる「初期値」に過ぎません。重要なのは、その子の胸の内にある「変わりたい」「賢くなりたい」という、未来へ向かう小さな火種の有無です。
「地方だからこの程度でいい」「勉強が苦手だから」といった諦念は、思考を停止させるための免罪符のようにあつかってしまいます。私たちが向き合うべきは、点数の裏側に隠された「なぜ?」と問い直す知的好奇心なのです。
単なる「解き方」の習得は、試験という名の賞味期限が切れれば速やかに消去されます。
CubiKが提供するのは、知識に「色」をつけるプロセスです。
相手の言葉を正確に解釈し、自らの思考を論理的に構築し、複雑な課題を要素に分解して解決へと導く。これらの能力は、学生時代という限られた時間の中でしか鍛えられない、一生ものの「知的な財産」となります。
成績が良い子を育てるのではなく、自ら考え、自らを変革し続ける人間を育てること。それが、地方にありながら高い水準の知性を追求するCubiKの存在意義です。
一人の人間が、暗闇の中で手探りで思考の糸を繋ぎ合わせ、ようやく真理の断片を掴み取ったとき。
その静かな感動が凝縮された「先生、わかった!」という言葉を、私たちは何よりも大切にしたいと考えています。